消しゴムはんこが、なかなかキレイに捺せない、
インクが付き過ぎる、インクがちゃんと付かない、
と、友人や知人から報告を受けたりする事があります。
友人「もしかして、大きなスタンプ台じゃなきゃダメかな?」
toho「や、そんなことないよ。どうやってインクを付けているの?」
友人「普通に…なんかコツとかあるの?」
という流れになったので、ワタシのやっている方法を教えました。
もしかしたら、消しゴムはんこを作ったり、手に入れたりしても、
上手く捺せていない方もいるのかなと…。
ワタシなりのやり方ですが、ここで少しインクの付けかたを紹介したいと思います。
(前振りが長くなってしまったーー。)
はんこは机の上に置くといいと思います。
利き手にスタンプインクを持ち、もう一方の手でハンコを押さえて、
トントン…と、少しずつ・優しくインクを乗せていって下さい。
強く・叩くようにインクを付けてしまうと、余計な所にまで付いてしまい、
紙などに押した際に、紙に余計なインクが付いてしまいます。
トントン…トントン…と、時折確認しながら。
光にあててみると、インクが付いている所は、テカテカと光っています。
これでまんべんなく付きました。
捺す位置をしっかり確認して、そっと…ずれないように置きます。
ずれないように押さえつつ、はんこに付いているインクがしっかり紙に付着するように、
キュッキュと押します。
しっかり捺せたと確信したら(←曖昧…)、そっとはずしてください。
しっかり捺したい!と意識し過ぎてずれないように、力の入れ過ぎに注意です。
(↑ワタシはそれでよくずれちゃいます…正直、アドバイスできる立場か謎…。)
こんな感じになりました。いかがでしょう?
表面にも捺して見ました。
(この封筒は、もりおか歴史文化館に置いてきました。忘れちゃった…はは。)
これは私の個人的な意見なのですが、
大きなスタンプ台にはんこをトントンと押し付けるやり方は、あまりお勧めしません。
「お勧めしません」と言っても、絶対ダメという訳では無く、
スタンプ台の種類によっては…という事です。
例えば、事務用品などに使われいる一般的なスタンプ台。
道の駅や観光地にも、こういうスタンプ台がありますよね。
こういう表面のスタンプ台は、ハンコをトントンと押し付けるのはOKだと思います。
むしろそういう使い方をすべきスタンプ台だと思います。
一方でこのようなタイプのスタンプ台。
カラーバリエーションも豊富で、パールインク・布用・速乾性など様々。
こういうスポンジのようなふわふわしたスタンプ台は、
はんこを押し付けると、スポンジ状のスタンプ台にはんこが沈み過ぎてしまい、
インクが付き過ぎてしまうのです。
この手のスタンプインクは全てスポンジっぽい素材です。
こういうスタンプインクは最初に紹介したインクの付け方が良いのではないかなぁ…
と、ワタシは思っています。
(※あくまでも個人的な意見なのであしからず…。)