気がつけば、7月。
そうか、6月は30日までだったなあ。
あっという間の上半期。
自分の当初の予定と大分違う感じになってしまいました。
ちょっとね、3月・4月・5月がとても早かった。
その時はゆっくりと感じられるのだけれども、過ぎてみたら、あ!っという間。
何もしないまま(無気力)、何も出来ないまま(無力)、歯がゆく過ぎた3ヶ月でした。
キリンジのお2人は、『いかにも我々は微力です。しかし無力ではないのです。※』とおっしゃっていて、何だかホロリときてしまいました。(※
キリンジからのメッセージ より。)
さてさて。
下半期初日、ワタシは心新たに、『
光のアート~ようこそ 。魔法の美術館へ~ 』というミュージアムへ行ってきました。
7月1日(金)は、関連イベントで『
Candle Night』にもお邪魔してきました。
様々な大きさと数のキャンドル、パイプオルガン、歌…。
Candle Night のキャンドルは、Candle JUNE さん演出です。
パイプオルガンと良く合って、とても美しかったです。
正直、自分は、今まではキャンドルに
全く興味が無い人間でして…。
むしろ、『エコとか言って、結局ゴミ出るし、CO2出してるし(それを言ったら、電気も作る時に出しているんですが…)、火事の危険もあるし、スス臭いし、何がいいの??』 とか、捻くれたサモシイ考えの人間でした。
(今も、物事の根本の考え方、価値観、性格はそのままですが…。)
だがしかし、今回の震災で、2日の停電(3月11日・12日)と、1日の停電(4月7日)を経験し、ロウソクの物理的な重要性と、精神的重要性、つまり『
心身の安心剤』としてのロウソクに興味を持つようになった、という訳です。
そうそう。
実は、
停電中に何気なく使っていたロウソクは、Candle JUNE 氏のものだったのです。
なので、今回のCandle Night は、なかなか感慨深いものがありましたよ。
そして、Candle JUNE 氏のトークは、いやぁ、なかなか、本当に、全く、…
長かった。
おそらく、お話をするのがあまり得意な方ではないのでしょう。
でも、言いたい事は大体伝わりましたし、 静かに、それでいて“熱い心”みたいなものは感じました。
話す事や、俗に言う『普通の表現』が得意でないから、キャンドルで表現(?)するのでしょうね。
ああ!!
殆ど…と言うか、全く触れていませんでしたが、『光のアート』、とっても面白かったですよ!!
ただ、独りじゃない方がいいかもしれません。
複数人数で協力して楽しむ作品が幾つかあるので、独りだと少し寂しい…。
そうです。
かく言うワタシは、その実、独りで行った訳で…。
体験者が言うので間違いありません。
なので、お友達やご家族を誘って行ってみて下さいな。
◎
光のアート~ようこそ 。魔法の美術館へ~ ◎
開催日: 2011年6月30日(木)-7月24日(日)
10:00-17:00(入場は16:30まで)
※月曜日は休館 但し7月18日は開館します
会場: 盛岡市民文化ホール展示ホール(マリオス4階)
料金: 一般・大学生800円(前売600円) 小中高校生500円(前売300円)
●出品作品●
近森基:Kage's Nest、Little Glimmer Forest
松村誠一郎:Hop Step Junk、Rabbit Mirror
真鍋大度:Fade Out、strings
鈴木太郎:青の軌跡
アトリエオモヤ:光であそぶ
小松宏誠:Secret Garden
赤川智洋:Below the Shank
児玉幸子:ゆりかご惑星、宙球
宮本和奈:ミラボン
浅野耕平:Garden
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