今年の年賀状も、透明水彩絵の具で描いています。
昨年の記事でも書きましたが、おさるさんからは逃げてしまいました。
今年は郵便屋くんです。
(郵便屋くんって何者?とお思いの方は、こちらの記事へ⇒
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これは文字を入れる前の状態ですね。
スキャナで取り込んだ絵ですが、割と色の通りかなぁと思っています。
それでは、ざっくりとした手順を。
(『ざっくり』と言いつつ長くなると思います。)
▲郵便屋くんを4ポーズほど描きまして‥。
▲配置を考えます。これはコピー用紙です。
▲右上に文字を入れる予定なので、とりあえず書いてみました。
▲本番用のちゃんとした紙
(※ウォーターフォード)に、下描きをします。
今回は色鉛筆での下描きです。
(昨年の未年の時は鉛筆で、巳年の時にはミリペンでした。)
▲そして『水張り※』をします。
塗れている間はデコボコしますが、乾くと紙はピンと張ります。
※ちなみに『水張り』とは、
水彩画など水を多く使う絵を描く際に、紙がデコボコしてしまうので、一旦水に塗らした紙をパネルやベニヤ板等に張り付ける‥という手法です。(←説明下手‥)
水張りをしていると、塗っている最中は紙がデコボコしていても、乾くと元のピンとした状態に戻るのです。(←説明下手‥)
↑1年前の説明をそのまま引用しています。
これも昨年書きましたが、パネルでは無く、贈答用そうめんの木箱の蓋を使っています。
▲この様に、乾くと紙はピンと張ります。
▲色を塗る前にやっておく事があります。
私は色を選ぶのがとても苦手なので、事前色を決め、別紙に塗って『色見本』を作っておいています。
▲文字はこんな風に入れようかなぁとか‥。
▲透明水彩絵の具で色を塗りました。
‥あれ?ちょっと赤みが強いような‥撮り直します。
▲そうそう、こんな色です。
透明水彩絵の具で塗った後に、色鉛筆でちょっと色を足しています。
▲パネルから取り外します。
▲端っこの余分な部分(ステープラーの穴が開いた所)を切りました。
‥ん、何だかこの2枚も赤みが強いなぁ。
▲そうそう、こんな色です。(2回目)
▲こうして比べてみると、見本と色や雰囲気が違いますね。
やはり、枠線がクッキリあるのとそうでないのとではだいぶ雰囲気が違うので、
色もちょっと変更していったのかなぁ‥と思います。
そうすると、最初に予定していたあの文字はあまり合わないような気がします。
▲という事で、この様な文字になりました。
パソコンの書体を使いました。ラクチン。
▲ちなみに元の絵は、ハガキの倍のサイズです。
▲3枚を並べるとこんな感じ。
‥だから何だって話ですね‥すみません。
▲そしてこうなる訳です。
出来上がりです。これにて紹介はおしまい。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
【 お ま け 】
おさるさんからは逃げましたが、昨年はおさるさんの消しゴムはんこを沢山作りました。
ワタシの年賀状の宛名側には、おさるのはんこを捺しています。
(※訳あって、納品に至らなかったおさるのはんこなのですが、可哀想なので使いました。)
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